学芸員のひよこ

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zoom RSS 頑張れ未来の学者。

<<   作成日時 : 2005/08/04 23:56   >>

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午後から、愛知県の国立中学校に通う生徒さんが、お母さんと一緒に博物館にやってきました。
以前から電話でコンタクトをとっていて、琵琶湖での在来魚と外来魚の状況を教えて欲しいとの
こと。愛知県で博物館の学芸員をされているYさんからの紹介だそうで、遠路はるばる来られました。
基本的には生き物が大好きな子で、そこから外来魚の問題に興味をもったようです。
まだ中1なんですが通っている中学校が研究校なので、個人的に色々と研究をするらしく、
それを年に2回ほど学校の研究大会で発表するんだとか。よく自由研究などでも親が熱心に
取り組んでてそれを子供がやっているパターンがあったので、そういう感じかなぁと思っていたら
外来魚に関しては自分からやりたいと言ったそうです。
今までにも、釣具屋や釣り人などにもインタビューをしてきており、なかなかの強者でした。
とりあえず、琵琶湖の歴史と価値、在来魚・外来魚の状態などを一通り説明しながら、彼には
生態学や保全の分野の考えを押し付けるのではなく、彼自身の考えの選択肢をひとつ増やす
程度の話をしました。
いろいろ話ながら、やはりバス問題が複雑であることが中1ながらに理解したようです。
今後は地元の池でバスを釣って胃内容物も調べてみたいそうなのでその辺りのアドバイスも
しました。

終わってから彼は真っ先に博物館の周りの田んぼにカエルを求めて飛び出して言ったのですが、
その後はお母さんと色々話をしました。いま中1ですが、将来は本人も生物関係の勉強をしたい
そうで、これからこういう分野に行くにはどうしたらいいか、という質問もありました。
僕自身、正直なところ今から生物などを専門にやるよりは、今のうちに色々と世間を知るために
色々な場所へ出かけて、色々な人を話をするのが良いのではないかと偉そうにも言ってしまいました。
僕自身がそうだった訳でもあるんですが、振り返ってみるとこの時期から専門的にやるよりも、
色々な経験や出会いをしていた中で、成長できた面がたくさんあります。中学校の時ソフトテニス部
に入っていなければ、敬語や作法などはきっと身についてなかっただろうし、高校の時よく一人旅に
出かけていなかったらきっと知らない人とかとコミュニケーションをとる事ができなかったと
思います。こういう経験ってこの年代ですることが非常に大事だなって感じました。

今日質問に来た中学生は人懐っこい性格でしたし、色々と調べていこうという熱意も伝わって
きました。こういった子にはぜひ頑張って欲しいものです。頑張れ、未来の学者!!

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