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zoom RSS 秋の鳴く虫を聞く。

<<   作成日時 : 2006/09/30 23:52   >>

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今日は、「秋の虫の音を聞く会」と題して、夜間に虫の観察会を行ないました。

事前にほとんど準備ができませんでしたが、すこしは、実物を見てもらわなければ!!ということで、まずはカンタンを狙いにいきました。カンタンは秋の鳴く虫の中でもその音色が非常に優雅で、今回参加者には是非聞いてもらいたい虫の音です。
夕方から博物館近くのカンタン生息地へ行き、採集をしてみました。最近は、気温が低くなったので、15時くらいからでもカンタンが鳴いています。生い茂るクズの群落から色々と探してみますが、なかなか見つかりません。

名前はカンタンでも、採集は非常に難しいです。

で、しばらく網を振り回してたら、カンタンキターーーーーーーーーー(・∀・)ーーーーーーーーーーーー!!

メスですが、やっと採集することができました。
その後、なんと足元にオスが出ているのを発見して、一応、写真撮影にも成功。
なんだぁ、いくらでもいるじゃないか、と思っていたらまた採れなくなりました。

しばらくは周囲を探るも、なかなか採集できず。
ただ、その間に、ツユムシ、セスジツユムシ、アシグロツユムシ、ウスバササキリ、カネタタキ、ヤマクダマキモドキなどが採集できました。特に、アシグロツユムシはめっちゃかわいいです〜☆そして、もう帰ろうかと思った頃、網にカンタンの♂1、♀2が入り、大満足で帰館。

その後は博物館へ戻ってコオロギ類などを採集。マツムシも狙ったのですが、残念ながら暗くなるまでに捕まえることができませんでした。

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観察会は、スーパー昆虫少年S君(保育園の年長である)や近頃メキメキと頭角を現してきたE君(小3)たちが参加。そして、大学の後輩tel君やCo君、Mさんもきてくれました。S君は、僕が採集してきた虫をみて、見るのが初めてなのに、次々と名前を当てています。アシグロツユムシを一発で当てるとはオソロシヤ。

まずは、僕の方から今日見ることのできる虫の写真やその鳴き声をHPを利用して、紹介していきました。最低限でも、カンタンとマツムシくらいは頭の片隅にいれて欲しかったので、この2種については入念に鳴き声を流しました。その後みんなで網をもって外へ出てさっき予習した鳴き声を思い出しながら何の種類かを当てていきます。裏の公園から横にある山、そして博物館の駐車場と行く場所で鳴いている虫の鳴き声が異なり、また採集できる虫も異なってきたのでけっこう参加者も喜んでくださいました。それぞれ採集もできたようで、また持ち帰って観察や鳴き声を聞いてもらえたらと思っています。

鳴く虫の観察会は初めての試みで、今回は参加者も少なかったんですが、身近に鳴いている種がどんな姿をしているのか、そしてどんな鳴き声なのかがわかることから結構軌道にのればかなり人気がでてきそうな観察会です。また来年も企画して、今度は広く周知をしていきたいと思っています。


この日観察や鳴き声が聞こえた種は次のとおり。
エンマコオロギ、ミツカドコオロギ、ハラオカメコオロギ、ツヅレサセコオロギ、シバスズ、マツムシ、アオマツムシ、ヤブキリ、ヤマクダマキモドキ、ツユムシ、アシグロツユムシ、セスジツユムシ、ハヤシノウマオイ、カンタン、ウスバササキリ、クサキリ、ヒメギス。その他ハラビロカマキリ、チョウセンカマキリなど。

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秋の音色
博物館から緊急招集。今回は秋の到来を告げる「鳴く虫」の観察会である。毎度毎度ご招待に与り申し訳ない。感謝。 さてさて、観察会というと視覚が重要になると思いがちである。しかし、本当の観察会の醍醐味は、生物の名前を暗記することでも、必死に網を... ...続きを見る
い〜じ〜☆ブログ
2006/10/04 14:58

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