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zoom RSS 山陽路淡水魚紀行。

<<   作成日時 : 2006/10/16 23:18   >>

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今日はのりたまん君が地元の水路を見学に遠路はるばるやってきてくれるので、朝から実家を出発。K駅で合流してから町内をうろうろとしていました。
最初は、我が母校の小学校の裏にある池でオオキンブナを狙おうと思ったんですが、残念ながら手元に釣り具がなく、撃沈。

そのまま、高校の頃、文化祭での展示のためによく採集しにきていた水路へ行くことにしました。ここは、僕が修士の頃から再び調査を始めた所なのですが、今回も魚影が濃く、色々な魚をみることができました。中国地方の河川に初入水ののりたまん君にとっては、カワヒガイやコウライモロコなどは初めての出会いだったそうです。
このあたりの水路では、オイカワ、ヤリタナゴ、ギンブナ、カワヒガイ、コウライニゴイ、ズナガニゴイ、コウライモロコ、カマツカ、ギギ、トウヨシノボリなどを見ることができました。

そして、また次のポイントへ移動。ここも魚影が濃く、ちょっとした堰の下に色々な魚がいるので、そこへのりたまん君が投網を投げると・・・どっさり。おそらく、彼の人生史上最多となる投網一回あたりでの採集個体数だったのではないかと思います。

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で、よく見ると、なんとハスがいるではありませんか!!ここで長年調査をしていますが、ハスは初めて採集される魚種でした。かつてこの流域では、移入してきた個体がわずかに残っているだけでしたが、ここにきて、また下流部を中心に増加傾向があるという話はきいたことがありましたので、どうやら用水路にもその現象が出始めているようです。最近ではワタカもいるようですので、本家琵琶湖の状態を知っているものとしては、ちょっと歯がゆい感じでした。
ここでは、オイカワ、ヌマムツ、ハス、ヤリタナゴ、カネヒラ、カワヒガイ、コウライニゴイ、ギンブナ、コイ、カマツカ、コウライモロコ、ギギ、メダカ、トウヨシノボリなど多くの魚類を観察することができました。あ、あと目視でオオクチバスもいたな・・・。


その後、高校時代からお世話になっていたなつかしのラーメン屋で、昼食をとり、いざ岡山へ。ここでは、今年からO大に移籍したアユモ君にいろいろな水辺を案内してもらい、岡山での現状を知ることができました。この辺りは魚をはじめとする様々な生物の重要な生息地になっている場所ですが、そこで通りかかった老人が「あんな魚のことはどうでもええけぇ、はよう潰して道路ができりゃあええんじゃ」と声をかけられたときには僕も絶句してしまいました。地元の宝の価値がなかなか伝わらないのは、やはり悲しいものです。本当に少しずつなのですが、地道にその価値を訴えて行くしかないのかもしれません。

これは、全国どこでも保全をやる上では関わってくる問題ですので、また色々とそのノウハウを共有できるようになればと思っています。

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