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zoom RSS 久しぶりのフィールド調査だー!!

<<   作成日時 : 2006/10/26 23:42   >>

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今回は県の振興局が行なう田んぼの生き物調査に便乗して、久しぶりに調査に出ることができました。ちょうど前から行ってみたかった水路も含めて数箇所を見て回ることに。以前に購入したゼンリンの住宅地図が非常に役にたちました。あらかじめ行きたい場所を決めておけるのが便利ですわ。

現在は、非灌漑期なので、水がない水路がけっこうあったのですが、その中で水のある、つまり、年中水のあると考えられる水路を中心に調査しました。

最初の水路、よさそうな水路だったんですが、ドジョウすら採集できず、ザリガニ、カワニナ、ヒメタニシのみで、撃沈。
つぎの水路、夏にホタルが大発生して、よさそうな水路だったんですが、どういう訳か水が切れてて、河床にはタイワンシジミがびっしり。どうにか水の残った深みで、モツゴ、ドジョウ、トウヨシノボリを採集。
次の水路、ダムからの放水で、濁水が流れている水路でしたが、なぜかナベブタムシが大量に採集されました。ここで採集された魚類は、ドジョウとトウヨシノボリ、カワムツのみ。

お昼ご飯をたべて、浚渫のため、一時水抜きをしているため池でも調査。投網を投げている時、うしろに誰か男の人が車から降りて眺めてるなー、と思ったんですが、後から聞いたら町長だったそうです!!ひゃー!!この池では、モツゴ、ギンブナ、ゲンゴロウブナ、コイ、ブルーギル、オオクチバス。うーむ、昨年はバスはとれなかったのに、今年はいたか・・・。しかも当歳魚。繁殖しとるな・・・。困った。

その後は、この池に流入する水路を4箇所ほどタモ網で調査。なんと流入水路からもオオクチバスが採集されたのでちょっとショックだったんですが、上流部ではマツカサガイなども発見できました。どうでもいいが、水路ではカマキリがたくさん死んでいます。よくみると、そのカマキリからはハリガネムシが。やっぱり産卵のために水辺に誘導されてきたんだろうか・・・?


さらに別の場所に移動して、水路で採集。ここでは山間部の水路ながらヌマムツの生息を確認。その他トウヨシノボリ、ドンコ、ドジョウ。あとは、やけに殻長が長いドブガイやマシジミと思われる個体も採取。
なんだかんだと振り返ってみると、今日だけで、合計10地点調査をすることができました。どの所もこれまでほとんど調査に行ったことがない場所でしたので、よいデータがとれました。


最後は、以前から保全活動をしているため池の改修現場へ向かい、Mさんと合流。
今回のため池改修は、県の担当Nさんのご尽力によって、改修前にヒツジグサやジュンサイ、そしてO小学校にも協力してもらって魚の一時移植も行ないました。さらに池全体のうち、半分くらいを手を加えずに残してもらえるようになりました。その成果もあってか、浚渫されなかった場所からはヒルムシロやヒツジグサの芽が少しずつ出ています。ただ、水質自体が工事の基盤や一部のコンクリート護岸により大きく変わってしまうので、この発芽個体についてもどこかへ移植する措置をとった方がよいのかもしれません。
一方で、池底の泥を採取し、土壌シードバンクの発芽実験なども行なってきたんですがこちらも、スブタやジュンサイ、ヒツジグサなどが生育していました。
水生植物を中心とする保全活動に関してはみんなど素人で、ここまで手探りでやってきているのですが、良い方向へ向かうようにデータを継続してとり、またその状況や保全策を地域の人々へもみてもらえるようにしていきたいと思っています。

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