学芸員のひよこ

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zoom RSS 長崎歴史文化博物館へ。

<<   作成日時 : 2006/12/12 23:24   >>

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今朝は、885系の白いかもめに乗って長崎へ。
とりあえず、まずはお土産を・・・という事で駅で福○屋のカステラを購入。

今日の博物館施設の見学第1弾、長崎県立歴史文化博物館へいきました。
昨年開館したばかりの博物館。鎖国時代でもオランダ、中国と交易があった町、長崎が生んだ歴史と文化を多様な角度から紹介すると共に、長崎奉行所をそのまんま再現した展示が目玉です。そして指定管理者制度のもとで運営されているということで博物館業界から注目を集めている博物館です。

ちょうど、現在の「ローマを夢みた美少年」という企画展も開催中で、入館してすぐに職員による企画展の解説があるということで、まずはそちらに行ってみました。
客層はシニア層の方が非常に多く、人の入りも平日ですが結構入っています。長崎市内の観光や、市内循環バスのコースなどに入っているため、観光客もかなりいるのではないかと思います。そうこうしていると職員の方の解説がはじまりました。

学芸員の方は非常に熱心に展示の紹介をしてくださいました。
特に、博物館のコレクションに教科書に乗るレベルの資料を加えたいという思いが話を聞いている中で非常に伝わってきて、価値と歴史を語るために奮闘しておられる姿がよくわかりました。

なんだかんだで解説は1時間半にもおよび職員の方のこの企画展に込められた熱意がふんだんに伝わってきました。中学校や高校のとき日本史で習ったことのある人物や地名にまつわる資料などが並んでいるのですが、それ以上にその展示されている資料について詳しく、そしてわかりやすく、そして熱く解説してくださったので、門外漢の僕でも、その価値を存分に味わう事ができました。やはり一人でじーっと見ているだけではわからないものが、専門の方と一緒に歩くと色々なことがわかるので、こういう企画展の際に学芸員の解説も取り入れたいと思いました。

ちょうど解説が終わったあとに僕も正体を明かしてお話をさせていただいたのですが、この企画展の準備はなんと5月に始まったこと、そしてこの企画展をつくるにあたって多くの障害を乗り越えてこられたことなど、色々と裏話を聞かせていただきました。

その後は、常設展示へ。やべ、もう時間ない。
と言うことで、長崎奉行所をすすすっと通りぬけ、常設展示に・・・。情報もさながらなのですが、映像や派手なパネルも多く、ちょっと科学館のような感じ。ここは本当に歴史博物館か?と思うくらい賑やかな展示でした。ここでやっぱり気になるのはシーボルトのFauna Japonica(日本動物誌)。このコーナーを覗いてみるとちょうどウナギとヤツメウナギ(カワヤツメか?)のページが開かれていました。

次の予定も押していますし、実はここは来月に職員旅行でまた来ることになっているので、全体的には流し見程度に。


開館してからまだ1年ですが、着実に長崎の歴史と文化研究の拠点として、そして観光としての機能を身につけていると感じた博物館でした。館の今後の運営には注目していきたいです。

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