学芸員のひよこ

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zoom RSS リーダーシップ。

<<   作成日時 : 2007/01/23 23:17   >>

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ウチの町も含めた農村環境の保全に関係した協議会の委員を学生時代からずっとやっていたんですが、今日の委員会で役員改選があって、なぜか副会長の指名要請をうけ、就任してしまいました。推定平均年齢50歳以上の中で唯一の20代なのに・・・。

と、いうもののこれまでの活動報告やこれからの活動計画を考えて行くとかなりの課題が見えてきました。ひとつは、「補助金がもらえるから○○をしなくてはいけない」というmust体質が事務方も含めて多くのメンバーにあること。もう一つは、これまでも義務的にやってしまい、単年度消費になってしまった事業の見直しがはかれず、会の活動自体が、マンネリ化していること。そして、その事業の意味づけがきちんとなされていないこと。

このままでは今まで通りの繰り返しになってしまう、ということで、最後にちょっとだけ時間があったフリーディスカッションの時、思いきってメンバーに向けて僕の思いを発信をしてみました。やらなくてはいけないという体質になるのではなく、やってみようという体質に方向転換をしないと、活動は盛り上がらない。そしてそれを先頭きってやるのが我々委員の最初にやるべき仕事ではないのか、おのおのが持っている経験と知識を持ってできるところから少しずつやってみませんか、せっかくこれだけの人が集まっているのだからもったいない、と。

新しい風を吹き込ませないといけないのは前から分かっていたのですが、以前の状態ですと、「じゃあお前が何かやれ」という完全丸投げになっていたでしょう。そういう意味では、今回こういう副会長という形にさせていただいて、奮起させることは良かったのかもしれません。

過疎化が進み、財政難など様々な問題を抱えている町ですが、町内にはすばらしい自然やすばらしい人という財産があふれかえっている地域だからこそ、夢を持ってやってみようと奮起をしたくなる訳です。最近、農村計画学なども勉強しはじめているのですが、そういうチャレンジと実践ができる良い機会になると思っています。当然、言いだしっぺの僕が他の委員より10倍頑張らないといけないのは分かっているのですが、これからはY会長、C副会長と一緒にタッグを組み、場面によっては僕がリーダーシップをとってこれから舵取りをしていきたいと思います。この町のためにも。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どこでも状況がよく似ていますね。ふるさとの自然を愛して、守りたい、残したいという気持ちのある人たちが老齢化しつづけ、後に続く若い世代がほとんど加わらないままでいる様子が、宮崎の片田舎の町である日向市でも同じ姿です。環境省や農水省の補助事業を当てにしている形だけの組織もあるようです。そうなってしまうのは、しげさんのような人が少ないからですね。
私は「ふるさと遺産」という概念を育てながら、積極的に地域の里地などの身近な自然環境を育てなおす、壊したもので失いたくなかったものを取り返すことを考えています。つまり、「保全」や「守る」という姿勢では、構造的に壊れている状態が残されたままになります。
一番恐れていることは、若い世代が「すでに存在している身の回りの状態」しか知らないままで、遺産の継承に興味を持たなくなることです。
beachmollusc
2007/01/24 07:55
>beachmolluscさん。
おっしゃる通り、私のような若い世代は、今あるものが保全すべき状態なのか、そしてすでに失った状態なのか、というものは判断ができません。保全なのか、復元なのかは、過去の状態を知った上での行動になりますよね。
そして、そこに価値をつけていく作業というものは、私のようなヨソ物の観点も必要でしょうし、自分たちが自分たちの住んでいる場所に自信を持つことが最低限は必要なんだろうと思います。その自信はどこからくるのか?私自身はそれを博物館の学芸員として伝えていきたいと思っています。
シゲ。
2007/02/01 22:28

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