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zoom RSS ナマズ・フナとご対面。

<<   作成日時 : 2007/05/07 17:43   >>

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今日はお休みなので、大学の図書館で早めのUPです。

昨夜、11時ごろから調査にでかけ、8箇所ほどの怪しい田んぼを回ってきました。
どこの田んぼに行ってもカエルの大合唱だったんですが、行く先々で、種類が違うのが
また楽しいもんです。

最初に見て回った5箇所は、残念ながらフナが小排水路には姿を現したものの
田んぼの中にはいませんでした。やっぱりちょっと降水量がたりなかったかなぁ。

で、毎年確認している場所に行ってみると、車を降りた瞬間からバチャバチャと音が聞こえます。
今年もちゃんとやってきてくれたみたいです。よかったよかった。

田んぼには、2ペアが入って産卵をしていました。残念ながら、今回は畦に鳥よけネットが
張られていたので、ネットの外からの撮影しかできず、田んぼの中での産卵シーンはおあずけ。
その後は、水路の方を見てまわり、産卵行動などを観察しました。

今回は、なんと究極の♂ダブル巻きも確認できました!!
他府県では事例がありましたが、これって師匠の論文にはでてこなかったネタだもんなぁ・・・。
どうも、その巻いている♂同士の体長を比較しても、はっきりとした差があります。
小さな個体は、たぶん、1歳魚か2歳魚じゃないかなぁ?これまで他の調査地でも、
このように、若い年齢の♂個体が遡上してくることがありました。「おまえにゃまだ早い!!」と、
説教していたんですが。。。

♂が♀に巻きつくのも、同時ではなく、大きい♂が巻いてから、しばらくして小さい♂が
巻きつくという感じです。まさか、ナマズの産卵行動にはスニーキングというものが存在するの
でしょうか?あったらあったで、それはとても興味深い内容です。

画像 画像


この地点で確認できたナマズは♀5個体、♂14個体の計19個体。
えらく性比も偏ってましたが、そうならそうで、スニーキング行動らしきものも納得できます。
個体数が多い♂にとって早期繁殖参加は重要でしょうしねぇ。

まだ数回はチャンスがあると思うので、そこら辺の産卵行動もまたしっかりとチェックして
おきたいなっと思います。

この日は他に、ドジョウ、ニゴロブナの姿も見る事ができました。
みんな抱卵しているせいか、おなかがパンパンです。



しかし、ここにもアパートが建ってしまったため、調査はしにくくなりました。
なにせ、夜の民家周辺で、懐中電灯とカメラをもって、うろうろしているわけですから。
僕の対象はあくまで魚なので、誤解されないようにしないと・・・。
こういう場所が増えてしまったため、なかなか夜の調査も大変です。


帰ってきたら、もう4時でした。辺りはすこし明るいです。
2時間ほど寝て、エリ漁にも行きましたが、風が強くて空振り。
午後からは授業を無事に終える事ができました。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様でした!通報されませんでしたか? 笑
ナマズは衝撃ですね...
エリは…やはり僕が必要とされて…いませんね 笑
noritama
2007/05/07 23:41
主婦のワタシにとっては,夜な夜なの調査に出かけられることがとても羨ましいデ〜スwwでも,完全に不審者と思われることがツラそう!「現在調査中」とか書いてるTシャツなどを作って,羽織ったほうがいいのかな〜!それでも怪しいのには変わらんけども^^お疲れでした〜〜
かいとも
2007/05/08 08:24
女の子一人の潮干狩りもかなり怪しまれます。
そういえば見たい見たいと言って結局滋賀にいる間になまずの産卵見られませんでした。心残りのひとつです。
なおちん
2007/05/08 16:27
>noritamaさん。
無事に通報はされずに帰ってきました。いやあ、アレはもっと追求すると師匠の研究を超えるかもしれませんね。エリ漁は・・・僕もきっと運がないので、必要とされていないかもしれません・・。

>かいともさん。
いつかは、子どもさん連れて見にいけたら、喜んでくれるかもしれませんね〜☆「調査中!!」と書いたTシャツつけてたら、なおさら怪しくないですか・・・?

>なおちんさん。
潮干狩りも十分怪しいか・・・。まあ、深夜に住宅街付近の田んぼでカメラと懐中電灯もって歩くよりはマシだと思います・・・。あまり深みにはいかないようにね。
シゲ。
2007/05/09 07:54

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