学芸員のひよこ

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zoom RSS 新聞取材の悩み。

<<   作成日時 : 2007/06/21 23:33   >>

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朝起きると、後頭部の頭痛が激しく、やむなく午前中休ませてもらいました。情けなや・・・。
ちょうどバファ○ンが効いて、行く準備をしていたときに館から電話があったみたいなのですが、
まったく気づいていなかったので、館では「アイツぶっ倒れてるんじゃ・・・」と、
心配されていたみたいです。とりあえず、生きてました。


さて、来てみると、新聞の校正原稿が。
最近、よく取材を受ける機会があり、色々と対応しているのですが、結構な割合でこちらの
伝えたいと思っていた事と違うような記事になってることがあります。
たまに僕自身のコメントがそんなん言って無いよ〜というようなことも。

で、今日来た原稿も何か違うなぁというイメージがいくらかありました。
取材を受けたときに「私は何にもわからないから」というのを連発していて、いろいろと説明を
したのですが、どうも僕の言ったコメントなどを自分の頭の中で別の事に変換されて受け止め
られて、たびたび「イヤ、違いますよ」という事を言っていたので、記事自体も心配でした。
その後かかってきた電話もけっこう強引に自分の解釈で質問してきて、だいぶ話をしたことと
違ってたしなぁ・・・。

新聞の記事として、必要なところに主語が抜けてたり、話言葉のニュアンスがそのまま
文章になっていたりとしていたので、そこら辺を含めて自分の主張と共に校正原稿をFAXで
送ったんですが、どうも気に入らなかったのか、また電話がかかってきました。

「私が書いたのと、シゲ。さんが書かれたのは意味は同じだと思うのですが」

「いや、この文章だと、日本語として間違っていると思うのですが・・・」

そんなやりとりが続いて結局最後に言われたのは、

「変更部分をすべて修正できる訳ではないので、あとはこちらでやらせてもらいます」


最近は取材を受けた時点で、けっこうその記事がどういう風に扱われるかが
わかってくるようになりました。何はともあれ、記者さん次第なんだなぁ、と。
逆に話をしていて楽しい記者さんは、本当にこちらが思っている記事にしてくれるのですが。

確かに取材をされるということは、館のPRなどにもなって、非常に嬉しいのですが、
間違った見解を記事にされたり、言ってもない事をコメントにされたりすると、ちょっとこちらも
困ってしまいます。「記事としてはこちらが面白い」「読み手にはこの方がわかりやすい」という
のは分かるのですが、それはそれで記者の主観。やはり取材をうける人のメッセージも
組み込んで記事を書いて欲しいなぁと願っています。

そんなこんなでまた近々記事が出ると思います。
今日の校正でだいぶ修正はされたと思うけど、果たしてどうなることやら・・・。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
竹林でも何度か取材を受けて新聞を見てみると「こんなこと言ってない…」ってことがありますね。

僕はまだシゲ。さんのようなやり取りはしたことないです。
Ramza
2007/06/22 09:44
同じテーマでも新聞社によってこうもちがうものかとびっくりすることも。

極端な例では避難すべきあるいは疑問を投げかけるべき行為を賛美している!
記者の知識・表現力・取材力・感性などにも大きく影響されますね。

Ramzaさんのような経験もあり、以来マスコミの取材は一切受けません!

もりぴー
2007/06/22 11:30
報道関係者は、不機嫌にさせられることが一番多い業界の人かもしれません(自分が直接取材を受けてなくても、そのやり取りを聞く事が多いので・・。)
もちろんいい人もいるのですが、
「取材をしてやってる」っていう上から目線の人か(頼んでもないのに)、
ちょっと呆れるぐらい無知で、事前に全く自分で調べようともしてない人か、
対応は普通だけど、自分で思い描くストーリーが決まっていてそれに当てはめようとする人か、が多いような気がします。

記事は多岐に渡るので、文系の経済とか法律やってた人だけじゃなくて、色んな分野出身の記者がいたらいいのになと思います。未だに理系出身の記者に会った事がないですが、科学とかやってた人だったら感性が少しは似ているのかなと思うのですが・・。


オッシー
2007/06/22 18:30
>自分で思い描くストーリーが決まっていてそれに当てはめようとする人か、が多いような気がします。
オッシーさんが上で指摘されましたことが、マスコミの一般的な姿勢でしょう。理系出身の記者もいますが、極めて少数です。
科学的な思考ができていない、不確かなことでも先入観で決めつける、読者に媚びる、そして一番悪いのは情報を集めて分析する能力に欠けていることですね。

テレビのインタビューでさえ、コメントが編集されてしまって、意図したことと違う話に作り替えられたこともあります。聞き手は望むコメントを引き出すために必死に誘導します。

ところで、新聞記事では原稿内容を印刷前に情報元に校正チェックするところは稀ですが、今回しげさんを不愉快にさせた新聞はまだましなところなのでしょう(記者教育がなっていないだけ?)
beachmollusc
2007/06/24 07:01
>Ramzaさん。
特にコメントってのは取材された側の意見なので、間違って書かれると困りますね。僕はできるだけコメントなどが多くなる場合や主体となった記事に関しては、一度文章を見せてもらってます。今回は、施設と人物の紹介取材だったのでなおさらキツめに言ったんですけどね。

>もりぴーさん。
記者さんと話してるとなんとなく、この人僕の言ってることをわかってくれてるな、とか逆に全然ダメやわ、っていうのが分かってきますよね。たしかに、コイやホタルの放流について、いかにも環境や自然に優しい!!っていうような記事が未だにもてはやされているのはちょっと納得いきません。
あ、きちんとボクの取材には受けてくださいね(笑)
シゲ。
2007/06/27 21:59
>オッシーさん。
すべての記者がそういう訳ではないのですが、まさにオッシーさんが言っておられるような3つのパターンの人もよくいますね。
よく考えたら、確かに「私、大学で生物やってんたんです」という記者は周りにはいませんね・・・。

>beachmolluscさん。
まあ、すべての記者がそうという訳ではなく、私自身もとても良いお付き合いをさせてもらっている記者もいますので、悲観的にはとらえていません。そういう人との相性っていうのは、言ってしまえばその人の性格なのかもしれませんが・・・。基本的には記事の主体がこちらにあれば、入稿前の原稿、もしくはゲラを送ってもらうようコチラも強気に出て取材には応じます。最初はダメでも繰り返せば、きちんと対応してくださる方もいます。
シゲ。
2007/06/28 07:36

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