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zoom RSS うれしいニュース。

<<   作成日時 : 2010/01/23 23:59   >>

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博物館によく来てくれるウチの近所のMちゃんとKくんの自由研究が
県の自然科学コンクールで最優秀をとり、全国の審査へいっていたのですが、
そこでも入賞したとの知らせを昨夜教えてくれました。
うまく博物館も活用しながら進めていっただけに嬉しいかぎりです。

昨年から引き続いて研究を続けているのですが、
家の周りの身近な植物を調査し、それぞれについて種子の散布方法、
そして在来種と外来種の比率などをまとめていました。
さらに今年はその中でタンポポに注目し、在来種カンサイタンポポと
外来種セイヨウタンポポを調べている中から、雑種があるということを
文献で見つけ、その雑種のレベルによって花の数や種子の大きさなど
形態的特徴が異なることを調べました。

いや・・・、本当に小学5年生とは思えない視点と内容です。
色々とわからないことについて質問とかは受けていたのですが、
別に答えを教えるわけでもなく、いろいろと自分で調べてくるので
それを解決する方法を教えるだけで十分でした。

正直、ヘタな卒論、いや修論よりもスゴいかも・・・。



というわけでこのニュースを町の広報誌に載せるため、
今日は博物館で取材。作品と賞状、トロフィーを持ってきてもらって
撮影を行ないました。
ついでに年度末にやる博物館の研究発表会に特別ゲストとして
発表してもらうことに。これまでの発表に大学生はいましたが、
小学生5年生は完全な最年少記録ですな。

色々と町内の子どもたちが博物館にも出入りしている中で、
こうやって成果が出てくるのは微力ながらお手伝いをしている
学芸員として仕事冥利につきます。
昨年は自由研究のレベルアップをはかろうと、町内の子ども達を
対象に、自由研究講座や自由研究コンクールも初めてやりました。
こうやって地盤作りを図っていき、来年もウチの町から県の最優秀、
そして全国でも上位に食い込む自由研究が出てくることを楽しみにしています。

他の歴史ある自然史博物館なんかだと、すでにそういう場所で育った子どもが
今は立派な研究者としてその道を歩んでいたり、学会で出会うこともあるそうです。
ウチの博物館ではまだまだこれからですが、いずれはそういう場所で会えるよう、
今からその才能や可能性を伸ばしていければと思います。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
私もこの前高校生のポスター審査やりましたけど、本当に変な卒論修論よりすごいですね。

全国のってことはもしかして私が司会やるかも知れないアレですかね?
なおちん
2010/01/24 21:39
    優秀な学芸員様のご指導のお陰ですね、私も嬉しいわ
そう言えば、昨年某博物館の総会に行ったら小学生が堂々と発表していてスゴイ”と思ったけど、とてもすばらしい試みですね。
因みに今年はいつ頃? 11〜15日以外でお願いね。
もりぴー
2010/01/25 20:59
>なおちんさん。
本当に小学生でも面白い視点をもってやっているので、感心するばかりです。全国というのは全国児童才能開発コンテストですよ。残念ながら上位賞には食い込まなかったので、表彰式には行かないみたいです。しかし、そんなんの司会とかやるの?さすがやね。

>もりぴーさん。
いやいや、植物のことは僕はなかなかわからないので、ぜひに指導をお願いします。今年の研究発表会は3月上旬でしょうか・・・事務手続きが遅れているせいで、まだ日程調整中です。申し訳ありません。もちろん、もりぴーさんもネタ考えておいてくださいね。
シゲ。
2010/01/27 01:01

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