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zoom RSS 研修の後は、研究。

<<   作成日時 : 2005/10/24 23:28   >>

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研修3日目。さすがにここまで来ると、駅を降りた頃からいろいろな人と話をしながら来る事ができました。

さて、今日はまる一日接遇の研修です。
接遇、それは、相手様との大事なコミュニケーション。そして、一発でそのイメージが決まってしまいます。と、いうわけで、まずは最低限のマナーなどの講義。相手の方に好意・好感をもってもらうためには、親しみやすさが重要なポイントになるんだそうです。

さてその次は発声練習。

「ア!!イ!!ウ!!エ!!オ!!ア!!オ!!」
「おはようございます!!」
「ありがとうございます!!」

さらに、研修は進み、実践編へ突入。隣の人と、いざ接遇。

A「おはようございます!!私、○○の△△と申します(名刺を渡す)。××課の□□課長をお願いいたします」
B「おはようございます!!××課の□□ですね。少々お待ち下さい」
・・・
B「お待たせいたしました、こちらへどうぞ(案内のアクション)」

その後はおじぎの練習など。パターン的には会釈、敬礼、最敬礼の3つに分けられ、それぞれ角度が違うそうな。またこのときに「おはようございます」などと声を出す時はそのタイミングを気をつけなければいけないそうです。

何だかんだいって、みんな照れながらも、色々と会話を楽しんでました。
あんまり普段室内で大きな声を出す機会っていうがなかったので、逆に大きな声を出せて、すっきりしたなぁと感じました。

さて、昼食をはさんで今度は班別での接遇研修です。午後からはロールプレイを通じてクレームの対応などをやりました。
今回の講師で来てくださった方は、建築に携わる課でずっと仕事をされているそうで、かなりきついクレームなんかも受けてきたそうです。リアルな体験談がそれを物語ってました。と、いう訳でそれをふまえて窓口対応や電話対応のロールプレイ。講師がクレーマー役をしてくれたのですが、さすが様々な経験をしているだけあって、見事な役柄でした。みんな負けるな。僕も電話応対をやったのですが、なかなか手強い講師でした。でも実際にこんなクレーム来たらみんな泣くよな・・・。

そんなこんなで、本日の研修は終了。
今日は、夜にK大で、春夏に行なわれた冠島の報告会があるということなので、そのまま京都へ。みんなスーツ姿にびっくりしていました。K大ではすでに話が始まってましたが、ちょっと親交のある先生や友人がいるので、そちらへお邪魔することに。院生部屋を覗いたら、そこにはかつて冠島へ一緒にいっていたH君がいました。しばらく話をしてて、その後、食事からW先生とK君が帰ってきたので、今度はW先生の研究室でコーヒーを頂きながらしばしの歓談。研究の話から、地元トークまで色んな話ができ、いい刺激をうけました。久しぶりにお二人と話せたので楽しかったです。

さて、その後は報告会の会場へ戻り、A君の発表を聞きます。春の調査では、いろいろとオオミズナギドリの飛び立ち時での繁殖生態、特につがい外交尾(いわゆるEPC)について調査をしていたのですが、その事についてのデータをまとめ報告してくれました。一言でいうと、非常によくまとまっているのですが、実は基礎的情報が欠落しているため、本当にその仮説がそうなのか、支持できない部分が多くありました。と、いうのも、まずオオミズナギドリの基礎的な繁殖生態はいったい何なのか?ふりかえってみると、巣の中で交尾をするらしい、ということが書かれているだけで、何も科学的な根拠はありません。これが記載されぬまま、一歩先へ進んでてもなかなか応用がきかないわけです。

実はオオミズナギドリ調査は数十年の歴史がありますが、そこからいえるのは飛び立ち数や巣穴の変化であって、実はオオミズナギドリの生態に関する記載的な成果は上がってません。鳴き声に性的二型があるというのも昔から言われてきたのですが、科学的に証明されたのはつい2年前の論文が最初なのです。実は、この鳥の基礎的な生態に関しては、まだ何も記載が進んでない、そんな状況にあるということが浮き彫りになってしまいました。H君、A君と色々議論をしていたのですが、島での調査できる滞在期間やオオミズナギドリがある程度特殊な生態を持つ事から、基礎的な情報の収集にあたっては、思い浮かぶ仮説を短期間の調査で一つずつ消して行く以外に方法はないだろう、ということに落ち着きました。
これからの調査については僕達新世代軍が十分に作戦を練り、いかに斬新的なアイデアをもって調査計画をたてていく必要があるということが学生同士でも再確認できたのはよかったんではないかと思います。

それでもやっぱり嘆くのが、K大もウチの大学も鳥を専門に扱う先生がいないこと・・・冠島の調査に参加した学生が最後まで研究に結びつかないのはそこに原因があるのかなぁ、とH君、A君としてました。


さて、そうこうしているうちにもう23時。このままでは終電がなくなってしまうので、ウチの大学からきていたY君、M君を連れて帰って来ました。帰りにはどうしてもラーメンが食べたかったので夜中の市内を探し回って開いている店発見。味は△。そんなこんなでやっと家に帰って来ました。

久しぶりに研究に関するディスカッションもできて、なかなか面白い一日でした。


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